CSS3の「:target疑似クラス」を使い、CSSだけでテキストのテロップ(CSS2のmarqueeと同じ動き)の開始と停止を制御します。サンプルの開始ボタンをクリックすると、ボタンの下のテロップが動きだします。停止ボタンをクリックすると止まります。
仕組み:「
CSS3 :target疑似クラスを使い、CSSだけでアニメーション(画像)の開始と停止」とほぼ同じですが、こちらではやや詳しく解説します。	
	
- テロップ無しのdiv要素(1)とテロップ有りのdiv要素(2)を用意し、div要素(id="start"の兄要素)の弟要素として順に配置し、間接セレクタ「#start ~ div」で「display:none」により、弟要素である(1)(2)とも隠します。
 
  	
  	- 次に隣接セレクタ「#start + div」で「display:block
」として兄要素に隣接した(1)のみを表示させます(ロードしたときに、テロップは停止状態)。
 
		
	- 開始ボタンをクリックすると、内部リンクであるdiv要素(id="start")に飛び、:target疑似クラスの「#start:target ~ div」の間接セレクタ指定で、「display:block」により、弟要素である(1)(2)とも表示させます。
 	
  - 続いて:target疑似クラスの「#start:target + div」の隣接セレクタ指定で「display:none」として、兄要素に隣接した(1)のみを隠します。
 
  - その結果、見た目はテロップが動き出します。
 
  - 停止ボタンをクリックすると、:target疑似クラス無指定の要素(id="stop")に飛ぶため、元に戻ります。
 
 
(動作サンプルは
最下段です)
	
サンプルのhtmlソース
	<div class="btn" id="stop">
	<a class="mmm" href="#start">テロップ開始</a> 
  <a href="#stop">テロップ停止</a>
</div>
<div class="telop">
	<div id="start"></div> /*兄のdiv要素*/
	<div class="static"> /*弟のdiv要素(1)*/
		<p> </p>
	</div>
	<div class="marquee"> /*弟のdiv要素(2)*/
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	</div> 
</div>
	サンプルのCSSソース
  テロップ(アニメーション)部分のCSSは省略します。省略部分はtest-css3-marquee.htmlのものとほぼ同じです。
	#start ~ div {
	display:none;
	}
#start + div {
	display:block;
	}
#start:target ~ div { 
	display:block;
	}
#start:target + div { 
	display:none;
	}
 
	
	
	
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