Googleドキュメントビューア

2月18日Google Docチームは、Googleドキュメントビューアに12のファイルフォーマットが新たに加わったことをブログで発表しました。

Googleドキュメントビューアは従来、word（.doc）やPower Point（.ppt）、.pdf、.tiff等に対応していましたが、今回12のファイルフォーマット、Microsoft Excel（.xls/.xlsx）、Microsoft PowerPoint （.ppt/.pptx） 、Apple Pages（.pages） 、Adobe Illustrator（.ai）、Adobe Photoshop（.psd）、Autodesk AutoCad（.dxf）、Scalable Vector Graphics（.svg） 、PostScript（.eps/.ps） 、TrueType（.ttf） 、XML Paper Specification（.xps）が新たに加わりました。

webデザイナーの立場からすると、.aiと.psdのファイルをGoogleドキュメントビューアでプレビュー確認ができるというのは，画期的なことです。お見せする相手が高価なAdobe IllustratorやAdobe Photoshopを持っていなくても、ファイルを変換すること無しにお見せすることができるのですから。
その他のファイルフォーマットも、そのプレビューを確認するという目的のみで専用ソフトを購入する必要がなくなりそうです。

psdファイルのプレビュー確認

Googleドキュメントビューアに対応しているほとんどのファイルフォーマットは、Googleにログインし、Googleドキュメントにファイルをアップして、ブラウザ上ですぐにプレビューを確認できます。しかし、現時点で筆者が確認した限りでは、psdはその方法で見ることができないようです。

Googleドキュメントビューアでは、webにアップされたファイルへのリンクurlを入力して専用形式を生成することで以下のサービスを受けることができます。

• メールに貼り込むリンクを生成。メールを受けた者がリンクをクリックしてプレビュー確認ページへ。
• webサイトに貼り込むaタグ生成。webページからクリックしてプレビュー確認ページへ。
• webサイトにドキュメントビューアを埋め込むiframeを生成。webページ上で移動せずプレビュー確認。
• また、生成したその場ですぐにプレビューを見ることも可能です。

psdもこれと同様にファイルへのリンクurlを入力して専用形式を生成することでプレビューを確認できます。下はドキュメントビューアを埋め込んだpsdファイルのサンプル、ついでにaiファイルも掲載。

psdとaiのプレビューテスト（iframeでドキュメントビューアを埋め込み）